フェレットと私

フェレットの出来事を記録していきます

【異食症】お腹に綿が詰まった状態で販売され700gのガリガリでうつ状態になっていたモナカ

 

フェレットのモナカの写真



みなさんこんにちは。みゅーです。

異食症の一つ、綿を食べてしまっていたモナカのお話

 

1月15日にモナカをお迎えしたのですが、フラッとペットショップに行っただけで3本目をお迎えする予定はありませんでした。

 

 
 
 
 
 
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そこにいたフェレットのモナカは一心不乱に中に綿の入ったペット用ベッドを噛んでいました。
そして、ガリガリでした。

チョコとミルクを足して割ったような顔をしていて私の好みの子だったので抱っこしてみることにしました。

そしてお迎えすることに決めたのです。

 

 

 

 

*ペットショップの方針に驚いた*

モナカを観察してみていると店員さんが来て、
「抱っこしますか?」ときいてきました。

「抱っこしたら連れて帰りたくないので止めておきます」
そう答えると

「皆さんそう言いますよね。皆さんなかなか抱っこしたがらないから、ケージから出る機会があまりなくて」
というのです。

「ケージから出して遊んであげてないんですか?」
と聞くと

「そうなんです。ないですね」
って。。

「え…じゃあ抱っこします」
となり、抱っこしました。

するとびっくりするくらい軽くて肋骨が浮き出ていて、目が座っていて、生きる気力がなくなっている様子でした。

ケージに戻すとまた一心不乱にベッドを噛みだした。
なので、再度抱っこをしてまたケージに戻したのですが、
今度は急にテンションが上がって出してくれと催促し始めたのです。

抱っこしながら話を聞くと
放牧スペースあったのに改装などで閉鎖されてしまったようです。
それで小動物たちが遊べなくなったんだとか。

バイトなどをあげているのかを聞きましたが、バイトをあげることは上から禁止されているとのことで一切あげていないようでした。
 
 
 
 
 
 
 
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*動物病院に相談後お迎え*

どうしても「この子死んでしまう」という思いが頭から離れなくて
翌日、再度ペットショップに電話してわかるすべての情報を聞きました。
体重は700g。
男の子で700gは少なすぎでした。 

2か月年上のチョコが1300gあったので余計に青ざめてしまったのです。
1か月年上のミルクだって900gありました。メスより軽いのはちょっと。。。

情報をもらった後に今度はお世話になっている動物病院に電話をして先生に事情を話ました。
「そんなに気になって仕方ないならお迎えしなよ」
と言われ、そのあとすぐにペットショップに行き、お迎えしました。

 
 
 

*動物病院での診断は異食症*

お迎え翌日に病院に行きました。

ペットショップにいるときから便がおかしいことに気づいていたので袋に入れて分解してみたら9割綿だったのです。

ペットショップでは「もともと小食」「ほかの子がお迎えされて一人になったら余計小食になった」「クリスマスから一人」と聞いていましたが、小食なんかではありませんでした。どちらかといえば大食いです。

先生に事情を話したら「異食症」と診断されました。

体重に関しては「話を聞いて想像していたよりはましだった」
「200g体重増えれば大丈夫」
とのことで一安心です。

そして耳ダニもいたので、しばらく通院することになりました。

綿の食べ過ぎでご飯が食べれなくなっていたので、本当にお迎えしてなかったら死んでしまっていたかもしれません。

【診断】
異食症
耳ダニ
 
 
 

*綿をお腹から排出する*

特別先生から薬などはなかったのでヘアボールリリーフ大量に与えました。糖分の心配より綿の排出を優先しました。

便から常に綿が出ているようだったので、綿を食べない環境を作りお腹の中から出せれば大丈夫だと私も判断したのです。

結果3日間かかりましたが綿が排出できました。
 

 

*体重増加*

手足が凄く大きいなとは思っていたのですが、もともと大柄だったようでどんどん大きくなり、2週間で200gの目標を達成しました。
我が家に来て5か月経つ今は1500g弱体重があり、誰よりも大食いで体も大きいです。
 

お迎え時のおなかに綿が詰まっているフェレット

ガリガリのフェレット

こんなに小さくてガリガリだったのに

 

すくすく成長したフェレットの正面

すくすく成長したフェレットの横向き

こんなどでかい体になりました。
手が小さく見えるほど。
ガリガリだった時の面影もありません。

 

 「異食症」と診断されましたが綿を食べることはなくなりました。
たまに気に入ったモコモコスリッパがなどがあった時は一心不乱に一か所を噛み始めますが、綿のクッションがあるからって中身を出して食べようとはしません。
ストレス症状だったのかなと思います。

抱っこしても一切動かず、お風呂に入れても自分でタオルに潜って体を拭こうとか思わないでぼーっとしたまま、魂が抜けてるような状態が最初のほうはありましたが1か月もかからずに生きる力が戻ってきました。

今では少し性格がのんびりしているもののなんの問題もなく成長しています。
体重が1500g超えそうでおデブまっしぐらです。

*後日談*

子「ここのフェレットいなくなっちゃったね」
母「ねー、だってガリガリだったじゃん」

死んじゃったって思ったんだね。。
大丈夫だよ。私のところで元気に生活してるよ!

と言いたかったけど言えなかったな。
心配しないで大丈夫だよ!!